吐き気があるときは吐いたほうが良い?
吐き気の原因は様々ですが、吐き気・嘔吐感を感じるときには吐いてしまったほうがいいのか悩みますよね。
吐き気を感じるときには、出来れば我慢をしたほうが良いと言われます。
吐き気を我慢すると、胃の中がムカムカした状態が続くため、気持ち悪さが残ります。
いっそのこと胃の中の物を全部吐き出せたら楽なのにと思う人もいるかもしれません。
しかし、吐くという作業は、胃の筋肉を収縮させて、食道の中を逆流させるため、身体への負担は見た目以上に大きいです。
特に子供のように上手く自分で吐く力がない場合には、上手く吐けず吐いたものが喉で詰まってしまうことも考えられるため、より一層注意が必要です。
吐いた後は喉が炎症?
吐いた後は喉が想像以上に炎症を起こしています。
これは吐いた嘔吐物の中に混じっている胃酸が逆流するためです。
吐いた後に少しひりひりする感覚が残ると思いますが、見えないところでかなり炎症をしています。
子供などの場合には、この炎症からばい菌が入って別の病気を併発してしまうことなども考えられます。
吐き気止めなどの摂取を
そのため、気持ちに任せて吐いてしまう、あるいは必死で吐くのを我慢するよりは、早めに病院に行き、吐き気止めを処方してもらいましょう。
原因は何であれ、医者に相談をすれば簡単に処方をしてもらえ、市販のものよりもはるかに効き目があるため、早めに利用をしてしまうほうがよいでしょう。
二日酔いの場合は例外?!
子供のケースではあり得ませんが、例外なのは二日酔いの場合。
明確に原因が二日酔いという場合には、我慢をせずに吐けるだけ吐いてしまったほうが良いでしょう。
脱水症状にならないため、そしてアルコールが抜けるのを早くするために、吐いた後には、その量以上の水分を補給することが必要です。
ただの水よりは、スポーツドリンクやグレープフルーツ水など、身体に優しいもので水分補給を促すことをオススメします。