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仕事・勉強で音楽・BGMを聞くと効率が上がる?下がる?
最近はヘッドホンやイヤホンが一般的になってきて仕事や受験勉強の時などもBGMを聞きながらという人が多くなっています。
深夜ラジオがBGM代わりだったという人も多いでしょう
。ただ、聞きながらだと集中力が落ちるという話も聞きます。
仕事・勉強中の音楽は効率を上げるのでしょうか。下げるのでしょうか。
仕事・勉強中に音楽を聞くと効率は上がるか?
私たちの周りには様々な雑音が満ちています。
よほど閑静な場所や防音の整った場所でもない限り車の走行音やクラクション、飛行機の音、空調の音などが聞こえてきます。
場合によっては微妙に聞こえるせいで余計に気になることもあります。
また、外からの雑音は聞こえなくても部屋の中の様々な機械の動作する音が気になってしまうこともあります。
そんな際、BGMによって余計な音をマスキングすることによって集中力が高まることが知られています。
最近では手術中に医者が好みの音楽を手術室にながしているのは普通のことになっています。
その方が集中力を高めることが出来るからです。工場などでもBGMを導入したところ作業効率が上がり、ミスが減ったとの報告が上がっているようです。
どんな仕事や勉強でも効率がアップするの?
ネットなどを見ていくと、効率が上がったという報告と同じくらいBGMは仕事・勉強の邪魔になるという意見が上がっています。
これはどういう事でしょうか。
内容を良く確かめてみると共通して言えることは「読解力が必要な場合や記憶しなければならない時はBGMが邪魔になる」という事でした。
逆に「気分を上げた方がはかどる作業にはBGMが役に立つ」「単純作業の際はアップテンポの曲が集中力を高めてくれる」ようです。
もう一つ言えるのが「音楽がものすごく好き」もしくは「音楽が大嫌い」という人は音が気になってしまって集中力が落ちるようです。
音楽全体だけではなくて曲についても同じことがいえるようです。
まとめると記憶力や読解力に対してはBGMが邪魔になるが、作業スピードを上げてくれたり気分を上げてくれるという効果があるという事のようです。
どんな音楽がいいの?
集中力や気分を上げるには音色の明るい音楽で少しアップテンポの物がいいようです。
ただし、あまりにガンガン来るロックなどは逆に注意がそがれるので不向きです。
一般的にはテンポの良いジャズやクラッシックなどが向くようです。
仕事中に音楽を聞くことはこのように上手に利用すれば作業効率のアップにつながりますが、日本の職場ではどこでも大丈夫というわけではありません。
場合によっては上司から注意を受けたりする場合もあり得ます。
聞くこと自体には問題なくても音量など気をつけないと周囲の同僚の妨げになってしまう場合もあります。
そうしたことにも注意しながら賢くBGMを活用しましょう。