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一日に飲むべき水の量は何リットル?美肌・健康維持なら毎日これだけ!
人間の体は70%が水で出来ている。
小さい頃から何度も聞いているフレーズであり、人間の毎日の生活において、水が欠かせず、いかに重要かが分かりますよね。
とはいえ、一体どれだけ飲めば良いのかという目安がほしいところ。
飲めば飲むほど良いということでもありません。
女性にとっては、肌の質を維持するためにも、日々を水分補給はなおさら重要です。
人によって、また季節によって目安や飲むべき量は異なってきますが、ここではシンプルな目安をご紹介します。
成人の男性は3.7リットル・女性は2.7リットル
水を飲むべき量ですが、アメリカ医学研究所は次のように解説をしています。
アメリカ医学研究所(IOM)は、19歳以上の男性は少なくとも1日3.7リットル(約15.6杯)、19歳以上の女性は2.7リットル(約11.4杯) の水分摂取を推奨する。妊娠中または授乳中であれば、それぞれ12.6杯、16杯まで増える。
男性は3.7リットル、女性は2.7リットルと想像以上に多い量ですよね。
もちろんこの中には野菜を始め、食べ物から摂取する水分も含んでいます。
そのため、水のみで摂取すべき目安は、
【男性でコップ八杯】
【女性でコップ四杯】
と言われています。
コップ八杯というのもかなり多い量ですよね。
しかし、日々の生活の中では人間は体内のエネルギーを燃やして活動をしており、あらゆる行動に水分が必要です。
よく言われていますが、寝ている間だけでも、コップ1杯以上の汗をかいていることを考えれば、驚くほどの量ではないのかもしれません。
平均的に摂取する

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通常は、「喉が渇いた」と感じてから水を飲むことが多いですが、喉が渇いた状態とはすでに脱水症状の初期段階。
体がSOSを上げ始めているため、本来は、喉が渇いたと感じる前に摂取をするのがベスト。
そのため、1日を通じて、平均的に水を取り入れることが理想的です。
実際の生活の中で、水を飲む時間を事前に定めておくことは難しいはずなので、気がついた時には水を飲む、洗面台の前を通るときには水を飲むなど、コップ半分から1杯程度の水を飲むことを習慣化しておきたいですね。
一度に多くの水を飲み過ぎても、身体には十分に摂取されず、そのまま尿となって排出されてしまうだけなので、しっかりと時間をかけて、腸に吸収をさせるイメージで飲むようにしましょう。
炭酸水などを活用するとなお良し
ミネラルウォーターなどでなく、水道水であっても問題はありませんが、ただの水だけでは飽きてしまいます。
飽きて習慣化出来なければ元も子もないため、変化をつけるために、炭酸水なども平行して飲むようにするのもオススメですね。
特に朝起きた直後に炭酸水を飲むことは、胃腸の動きを活発にして、目が覚めるスピードを著しく高めてくれます。
朝が弱い方には、ぜひともオススメの飲み方です。
なお、炭酸水の場合には、飲み過ぎに注意をする必要があるため、コップから飲む水の全てを炭酸水に変えてしまうということはオススメできませんので注意をして下さい。
温度は常温がベター
飲む水の温度ですが、身体への負担を減らすために、冷やしすぎず常温程度の水がベストです。
覚めた水は、身体に余計なエネルギーを使わせてしまう上に、吸収量も減ってしまうため、水分補給の目的のためには、極力常温の水を準備するようにしましょう。
もちろん、運動直後で、体温が非常に高くなっていて、体温を下げる目的として飲むべき水は冷えたもので問題ないため、時と場合に応じて、使い分けることが必要ですね。
軟水よりも硬水がよい?

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水は硬度によって、軟水と硬水に分けられます。
日本人が一般的に飲んでいるみずは軟水が多く、水道水も軟水にあたります。
硬水の硬度が高い理由は、多くのミネラルを含んでいるためです。
ミネラルを含む分、もちろん体に良いのですが、文字通り「硬い」ため、身体にやや負担がかかってしまいます。
日頃、硬水を飲み慣れていない日本人が飲み始めると、お腹を壊してしまう人も少なくありません。
硬水でチャレンジしてみて、もしなにも問題がなければ、そのまま飲み続けるほうがなお健康的になるはずです。
しかし、硬水が飲みづらい、お腹が下ってしまう等の場合には、無理せず軟水を飲むようにしましょう。
重要なのは、「水分を補給すること」であって、ミネラルを摂取することではありません。
ミネラルも体に必要なものですが、食事やサプリメントでも摂取できますので、無理して水分補給と同時に行う必要はありません。
食事と一緒に摂取する
食事と一緒に水を飲まないほうが良いと言われることがあります。
食事中に水を飲んでしまうと、消化するために分泌された胃液が薄まってしまい、胃酸で食べたものを消化するための時間が余計にかかってしまうためです。
しかし、実際に胃酸が薄まって消化力が弱くなるというのは非常に小さなもので、僅かな時間しか変わりません。
それよりは、適度に水を飲みながら食事をとったほうが、胃腸への負担も少なく、水分補給も出来るため、一石二鳥ですね。
まとめ・総括
飲むべき量は、上で書いていたように男性が8杯、女性が4杯というのが目安です。
これは、一般的な基準なので、ご自身の体調や運動量、季節の温度などによって調整をするとなお良いでしょう。
夏場や気温が高い時には自然と水を飲みますが、出て行く量も当然増えてしまうため、飲みたい量の2割増し程度で、毎回水分補給をすると調度よいかもしれませんね。