筋トレの効果的な時間帯とは?効率を最大にする筋トレ時間術!

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筋トレの効果的な時間帯をご存じですか?

一日の中でも筋トレを効果的な時間と避けるべき時間があります。

筋トレをやらないよりは、どんな時間であれやったほうがはるかに意味がありますが、せっかくやるならばその効果は最大限に高めたいですよね。

朝起きた直後は筋トレは絶対に避けるべき

朝活が流行っているが…

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出社前や早朝などの時間を利用して、自己研鑚に励む朝活が人気となってから各種のジムも朝メニューを提供し始めたりしています。

しかし、朝起きた直後は、筋トレは極力避けるべきです。

もし朝起きて出社前などにこなしたい場合には、辛いですがトレーニング開始前の遅くとも1時間半には起床するようにしましょう。

有酸素運動と筋トレは違う

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朝のランニングやジョギングは、起きたばかりの頭を切り替えて、スッキリとさせる理由でオススメされることが多いです。

また朝食を食べる前に走ることで、摂取したエネルギーではなくて、体内に貯めていた脂肪を燃焼させることが出来、効率的にダイエットをすることが出来るとも言われています。

ここで気をつけたいのは、有酸素運動と筋トレは全く性質の違うものであるということです。

筋トレの場合には、脂肪を落とすことが目的ではないですし、筋肉に変えるべき脂肪がないと筋トレの効果も上がりません。

朝方に筋トレを行いたい場合であっても朝食をとってから2時間は少なくとも置くようにしましょう。

朝方は怪我をしやすい

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朝起きた後はどうしても頭が働いておらず、注意力も散漫になりがちです。

ランニングのような単純運動では問題ありませんが、マシンを利用したようなトレーニングは危険な事故につながりかねません。

ベンチプレスのように身体の上で非常に大きな重量を持ち上げるトレーニングでは一瞬の気の遅れが致命的なことになってしまいます。

これは前日にお酒を飲んでいて、二日酔いの状態でも同様のことがいえます。

お酒を飲んだあとにトレーニングを行おうとする人は少ないですが、二日酔いを冷ましてすっきりするために筋トレをするというのも危険な選択肢なので、極力避けるようにしましょう。

食事の直後

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食事の直後の筋トレもオススメできません。

食後は食べたものを消化するため、胃に血液を集めてフル稼働をさせています。

筋トレを行うことで、他の部位に乳酸をためてしまい、その乳酸を取り除くために血液をそちらで利用してしまうと、消化が遅れてしまいます。

もちろん筋トレを行った箇所の回復も遅れてしまいます。

そのため、食事をした後すぐに筋トレを始めるということは避けましょう。

就寝前の筋トレもNG

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就寝前の筋トレもオススメできません。

こちらはイメージが湧きやすいですが、トレーニング直後は血が巡り、血圧も高くなるため、身体が睡眠のためのモードに入っていません。

寝付きが悪くなり、睡眠時間が減ってしまえば、それだけ身体が効果的に回復を行うことが出来ません。

効果的な時間帯は食後2〜3時間後

現実的には夕食後

ではどの時間帯に筋トレを行えばよいのでしょうか。

筋トレの効果を最大に高める理想的な時間帯は2〜3時間後になります。

これは昼食後でも夕食後でも問題ありませんが、筋トレ前にはしっかりとタンパク質を含む肉を摂取しておくことが望ましいです。

食後2〜3時間というと一般的には昼食なら15時前後、夕食なら20時から22時頃となります。

フレックスな働き方が出来る方は別ですが、15時に筋トレのために仕事を中断するというのはなかなか難しいですよね。

そのため、夕食後の20時〜22時頃が最もメジャーで効果も高いということになります。

夕食前の筋トレなら必ずおにぎり1個分を摂取しておく

ただ仕事が終わるのが遅い方は夕食を食べて2〜3時間置いてからトレーニングと言うのはやはり難しいかもしれません。

その場合には、夕食前でも問題ありませんが、必ずパンまたはおにぎり1個をトレーニング前に食べてから行うことがおすすめです。

上で書いた理由と同様に、胃に血液が集まっているという状況を避けるため、出来ればトレーニングの1時間前ほどに食べておくと尚良いです。

仕事の能率を考えると理想的には昼食後の時間

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昼食後、13時から15時は最も仕事の能率が下がる時間帯だというのが様々な研究によって明らかにされています。

食後は脳に行くべき血が胃に集まってしまい、どうしても注意力や集中力が落ちやすくなりますが、朝食後、夕食後よりも昼食後がオフィスワークなどでは最も集中しづらい時間帯です。

その時間帯に効率的に時間を使うためにも、身体を動かしてスッキリとさせるというのが理想的です。

もし時間にとらわれない働き方をしているのであれば、昼食後に筋トレで汗を流すというのは筋肉にとっても、仕事の能率においても最も効率が高まる時間帯と言えます。

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